第3回 UEC Ambient Intelligence Agora ミニシンポジウムを開催しました

 電気通信大学では、去る3月4日、附属図書館と人工知能先端研究センター等の共催により、「AI・ビッグデータ×図書館~デジタル革新による共創の場の再生~ 第3回UEC Ambient Intelligence Agoraミニシンポジウム~」をオンラインで開催した。  UEC Ambient Intelligence Agora(AIA)は、AI(人工知能)研究との協働により、平成29年4月に附属図書館に構築された各種センサーを備え、大量のビッグデータを取得している革新的な学修スペースである。  コロナ禍において対面授業や図書館利用が制限され、キャンパスにおける教育・学修活動に障害が生じている状況下で、AIAにおいて展開中のAI・ビッグデータ研究の成果を広く共有することを通して、デジタル革新によりコロナ禍を克服し、知的創造・能動的な学びの空間を再生する道筋と展望を議論した。  電気通信大学が目指すsociety5.0型の超スマート大学とAIAの実験モデル、AIA内の各種センサーのデータの可視化と活用、学修環境における感染径路毎の防護策、AIと図書館の将来像等についての紹介と意見交換が行われた。

 なお、当日は学内の教職員、学生のほか、企業や図書館の関係者など、国内外から多数の参加者があり、「非常に有益であった。」「これからの世の中が変わるきっかけになると思った。今後の展開に期待しています。」などの感想がよせられた。

 

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ミニシンポジウムの様子

参加者からの質問に対し意見交換する講演者ら